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2025/05/01

相談実績13|住宅ローンが残っていても家は売れますか?(春日井市・30代男性)

ご相談者Gさん(春日井市・親と同居を検討)
物件・状況住宅ローン返済中の自宅/実家の親と同居する話が出て、自宅をどうするか検討
ご相談内容住宅ローンがまだ残っているが、この家を売ることはできるか
結論残債と売却予想価格を比べたところ、売却額が残債を下回る「オーバーローン」。無理に売らず、住み続ける(貸す選択も視野に)ことに
この相談のポイント「残債」と「売却予想価格」を比べることがすべての出発点/オーバーローンなら、急いで売らない判断も合理的

「住宅ローンがまだ結構残っているんですが……この家、売ることはできるんでしょうか?」

春日井市のGさんからのご相談です。実家の親御さんと同居する話が持ち上がり、今住んでいる自宅をどうするか考え始めた、とのこと。ただ、住宅ローンの返済はまだ途中。「ローンが残ったままで売れるのか、そもそも売っていいのか」が分からず、ご相談にいらっしゃいました。

まず確かめたのは「残債」と「売却予想価格」

住宅ローンが残っている家を売れるかどうかは、まず「ローンの残債」と「家がいくらで売れそうか」を比べるところから始まります。売却代金でローンを完済し、抵当権を外せれば、家は売れます。逆に、売却代金で完済できなければ、そのままでは売れません。

そこで、Gさんの自宅を査定し、ローンの残債と並べてみました。すると——売却予想価格が、ローンの残債を下回っていたのです。いわゆる「オーバーローン」の状態でした。

👉 関連記事:住宅ローンが残っている家は売れる?アンダーローン・オーバーローンと売却の流れ

「無理して売る場面ではない」と、正直にお伝えした

オーバーローンでも、売る方法がないわけではありません。差額を自己資金で埋める、住み替えローンを使うなどの手はあります。ただ、それはあくまで「どうしても売る必要がある」場合の話です。

Gさんの場合、返済が滞っているわけでも、どうしても今すぐ現金が必要なわけでもありませんでした。同居の話も、まだ検討段階。それなら、わざわざ自己資金を持ち出してまで、今、損をする形で売る必要はありません。私たちは、そう正直にお伝えしました。売却を勧めて仲介するのが私たちの仕事ですが、Gさんにとって今それが得かといえば、そうではなかったからです。

Gさんの結論は「今は売らず、住み続ける」

整理した結果、Gさんが選ばれたのは——「今は売らず、このまま住み続ける」という結論でした。返済を続ければ残債は少しずつ減り、いずれ売却額が残債を上回る(アンダーローンになる)可能性もあります。同居の話が具体的になったときに、あらためて「売る・貸す」を考えればいい。将来、賃貸に出すという選択肢も視野に入れて、いったん様子を見ることになりました。

「売れますか?」という最初のご質問への答えは、「売れますが、今は売らない方がいいでしょう」でした。数字をきちんと確かめたからこそ、Gさんも納得して、落ち着いた判断ができました。

この相談から、お伝えしたいこと

  • 住宅ローンが残っていても売却は可能——売却代金でローン完済する流れが一般的——先に完済してから売る必要はない。決済と同時に完済する形が通常
  • 売価がローン残高を下回る場合は自己資金で補う必要がある——事前確認が必須——「残高>売却価格」のケースでは手出しが発生する。売り出し前に確認しておく
  • 売り出し後3ヶ月反応がなければ価格見直しのサイン——希望価格にこだわりすぎず市場反応を見ながら柔軟に調整することが成約への近道
  • 銀行への早めの連絡が大切——売却が決まってから慌てないように——ローン完済の手続きには書類準備期間が必要。売買契約後すぐに連絡を入れることが重要

👉 関連記事:「査定価格」と「実際に売れる価格」はなぜ違う?不動産の価格が決まる仕組みを正直に解説

👉 関連記事:成約事例2|任意売却で競売を回避した事例。ローン残高が売却価格を上回った場合の対処法

「ローンが残っているけれど、家を売れるのか知りたい」——その第一歩は、残債と査定額を並べてみることです。査定だけ・相談だけでも大丈夫です。お気軽にどうぞ。

💬 「住宅ローンが残っているけれど、家を売れるか知りたい」という方へ。
まずは残債と査定額を並べて、売れるか・今売るべきかを整理しましょう。売らない方がよいときは、正直にそうお伝えします。
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