春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/03/11
相談実績5|築古マンション、リフォームした方が高く売れる?
「売る前にリフォームした方がいいですか?」——中古マンションの売却相談でよくいただく質問です。
結論から言うと、ほとんどのケースでリフォームしなくていいです。ただし「絶対しなくていい」わけでもありません。今回は春日井市の中古マンション市場の実態を踏まえながら、リフォームの要・不要を判断するための考え方を整理します。
春日井市の中古マンション市場の実態——8割はリフォームなしで売り出している
春日井市では常時100件以上の中古マンションが売り出されています。その約8割は売主個人が居住中のままリフォームせずに売り出しているのが実情です。「リフォームしてから売るべき」というイメージがあるかもしれませんが、それは少数派です。
リフォーム費用は売却価格に転嫁できるとは限らない
表層リフォーム(クロス・畳・フローリングなど)だけで100万円前後、水回り設備を交換するとさらに200万円以上かかることがあります。問題はこの費用をそのまま売却価格に上乗せできる保証がないことです。「リフォーム済み」という付加価値は買主に刺さることもありますが、「自分好みにリフォームしたい」という買主にとっては不要な追加費用に映ることもあります。リフォームしたことで逆に売れにくくなるケースも実際にあります。
リフォームして売るのはプロでも難しい
春日井市の中古マンションのうち約2割はリノベーション・リフォーム済みで売り出されていますが、これはほぼ買取再販業者です。業者は仕入れ価格・リフォーム費用・転売利益を綿密に計算してリフォームを行います。それでも思惑通りにいかず赤字になるケースもあります。個人売主がリフォームして売る場合、業者のように精密な計算をするのは難しく、費用対効果が読みにくいのが現実です。
やるべきことは「清掃・整理」——大規模リフォームより効果的なことも
大掛かりなリフォームよりも徹底的な清掃・不用品の処分・整理整頓の方が費用対効果が高いケースがほとんどです。設備が完全に故障している・特定の箇所が内覧者に強くマイナス印象を与えている——そういった場合は部分的な修繕を検討する価値があります。ただそれも「全体をリフォーム」ではなく「最低限の修繕」に留めることが多いです。リフォームに大きな費用をかける前に、まず不動産会社に相談して「本当に費用対効果があるか」を確認することをすすめます。
この相談から学べること
- 8割の売主はリフォームなしで売り出している——「リフォームしてから」は思い込みの可能性がある——現状のまま売り出しても十分に売れるケースが多い
- リフォーム費用は売却価格に100%転嫁できるとは限らない——むしろ逆効果になることもある——「自分好みにリフォームしたい」という買主にとってリフォーム済みは不要な追加費用になることがある
- まず「清掃・整理」——費用ゼロで第一印象は大きく変わる——大規模リフォームより徹底清掃・不用品整理の方が費用対効果が高いことが多い
- リフォームを検討するなら先に専門家に相談——費用対効果の試算が必須——リフォーム費用を使う前に査定を受けて「リフォームした場合の見込み価格」と比較することが重要
👉 関連記事:成約事例12|北欧風リノベーション済みマンションを現状渡しで売ったら内覧後即決だった事例
👉 関連記事:「査定価格」と「実際に売れる価格」はなぜ違う?不動産の価格が決まる仕組みを正直に解説
💬 「マンションを売りたい・リフォームすべきか相談したい」という方へ。
リフォームの費用対効果・現状での査定価格を一緒に確認します。リフォームを決める前にまずご相談ください。
👉 LINEで気軽にご相談ください
監修者情報

-
春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣
