春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/04/08
相談実績7|相続した実家が空き家に。売る?貸す?(東京・50代男性)
| ご相談者 | Bさん(東京在住) |
| 物件・状況 | 春日井市の実家(築40年・4LDK・土地40坪)/5年前に相続し、空き家に |
| ご相談内容 | 年に数回の帰省管理が負担に。売る・貸す・現状維持、どうすればいい? |
| 結論 | 売却査定1,600万円/貸すと月7万円の見込みを比較し、Bさんは「売却」を選択 |
| この相談のポイント | 選択肢を数字で並べて比較/「思い出」と「今の生活の安心」を整理して納得の判断に |
「親から相続した実家が、空き家のままで……。どうするのがいいんでしょうか」
東京にお住まいのBさんからのご相談です。5年前にお父様が亡くなり、春日井市の実家はそのまま空き家に。年に数回は手入れに帰省していたものの、だんだん負担が大きくなってきた、とのことでした。「売ればスッキリするけれど、思い出もあって踏ん切りがつかない。固定資産税や管理の手間もあるし、貸すのもトラブルが面倒そうで……」と、気持ちが揺れていました。
Bさんの実家の条件——立地は良い、建物は築40年
築40年の4LDK中古住宅・土地40坪・春日井市内で立地が良いエリアです。建物の価値はほぼゼロですが土地としてのニーズは高い状況でした。
選択肢①:売却——査定1,600万円
土地としての需要が高く、査定価格は1,600万円でした。売却すればまとまった資金が得られ管理・固定資産税・修繕負担から完全に解放されます。一方で実家がなくなる寂しさと、将来的な値上がりの可能性を捨てることになります。
選択肢②:賃貸——表層リフォームで月7万円
クロス張替え・ハウスクリーニングなどの表層リフォームを実施すれば月7万円(年84万円)の家賃収入が見込めました。資産を保有したまま将来の売却も選択肢として残せるメリットがあります。ただし修繕・設備故障の対応コスト・借主とのトラブルリスク・一度貸すと貸主の都合で簡単に返してもらえないというデメリットがあります。
選択肢③:現状維持——固定資産税だけが毎年出ていく
心理的な抵抗や時間的余裕のなさから「とりあえず今のまま」という選択も多いです。ただし固定資産税は毎年発生し続け、点検・管理の手間も続きます。空き家が老朽化すると将来的な活用の選択肢が狭まっていきます。管理が難しければ不動産会社に管理委託するという方法もあります。
選択肢を「数字」で並べて、一緒に比べた
迷っているときこそ、ぼんやり考えるより、具体的な数字で並べると判断しやすくなります。Bさんの実家について、現実的な選択肢を整理しました。
- 現状維持:今のまま置いておく。ただし固定資産税は毎年かかり続け、管理の手間も続きます。老朽化が進むと、将来の選択肢がかえって狭まります。
- 売る:築40年で建物の価値はほぼないものの、土地40坪は立地が良く需要があり、査定は1,600万円。まとまった資金が得られ、管理や責任からも解放されます。
- 貸す:表層リフォーム(クロス張替え・ハウスクリーニング等)をすれば、月7万円ほどで貸せる見込み。所有したまま将来の売却も残せますが、修繕費や借主とのトラブルのリスクがあります。
(東京にお住まいで今後住む予定はないため、「自分や親族が住む」は対象外としました。)
Bさんが選んだのは「売却」
数字を並べたうえで、Bさんが選ばれたのは「売却」でした。決め手は、将来的な値上がりは見込みにくいこと、遠方で管理が負担なこと、そして——「思い出も大切だけれど、今の生活の安心のほうが大事」という、ご自身の中での優先順位でした。
思い出のある実家を手放す決断は、簡単ではありません。だからこそ、勢いではなく、数字と気持ちの両方を整理したうえで決めていただけたことが、何よりよかったと思います。
この相談から学べること
- 「売る・貸す・維持」に正解はない——自分の状況と優先順位で判断する——資金需要・管理への耐性・物件への思い入れ・将来計画によって最適解は変わる
- 立地が良ければ春日井市では売るにも貸すにも選択肢がある——名古屋のベッドタウンとして住宅需要が高く、条件が整えばどちらも成立しやすい
- 「現状維持」は先送りでしかない——固定資産税・老朽化・管理負担は放置するほど増える——「とりあえず今のまま」が最も損するケースが多い
- 「査定だけ」「売るか決めていない」段階でも相談できる——選択肢を整理してから判断することが後悔のない決断につながる
「まだ売ると決めたわけではない」という段階でも構いません。空き家・実家のご相談は専用ページからもご確認いただけますので、お困りの方は参考にしてください。
👉 関連記事:子どもが実家を継がない時代。親と子それぞれが今すぐ考えておくべきこと
👉 関連記事:成約事例35|「まだ売らない、でも放置も不安」——空き家管理委託から始まった事例|春日井市宮町
▶ 空き家・実家の選択肢を体系的に知りたい方はこちら:空き家・実家を売るガイド
💬 「相続した実家が空き家になった・売るか貸すか決めきれない・まず査定だけしたい」という方へ。
売却・賃貸・管理委託の3択を数字で整理してご提案します。決めていない段階でも大丈夫です。
👉 LINEで気軽にご相談ください
監修者情報

-
春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣
