春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2026/07/06
Vol.128 空き地を駐車場にして儲かる?相場・費用・メリットとデメリット・管理まで解説!
「使っていない土地が、固定資産税だけ取られてもったいない。駐車場にして貸せないか」——よくいただくご相談です。この記事では、空き地を駐車場にして本当に儲かるのか、相場・費用・メリットとデメリット、そして駐車場にした“後”の管理まで、駐車場管理も手がける春日井の不動産屋として、正直に解説します。
結論から言うと、駐車場活用は「大きく儲ける」より「持ち出しを減らし、将来の選択肢を残す」のに向いた方法です。期待値を正しく持つことが、失敗しない第一歩です。
月極駐車場の相場——「固定資産税カバー」が現実的なライン
春日井市内の月極駐車場の相場は、月額3,000〜6,000円程度(駅周辺で10,000円前後)です。仮に10台運営できても、月3〜6万円、年間30〜70万円ほどの収入。「大きく儲かる」とまではいきませんが、固定資産税の負担をカバーできるケースは多いです。「儲け」を狙うより、「持ち出しをゼロに近づける」という目線で考えると、駐車場活用は合理的な選択になります。
駐車場活用の「メリット」
- 初期費用が少なく、始めやすい:アパート経営のような大きな建築費が不要。砕石敷きなど簡易な整備なら、低コストで始められます。
- 固定資産税の負担をカバーできる:遊ばせている土地の「持ち出し」を、賃料で穴埋めできます。
- 出口が柔軟(いつでもやめられる):建物と違い、契約者に解約を通知すれば土地を空けられます。将来の売却・自己利用・建築に、すぐ切り替え可能です。
- 管理の手間が比較的少ない:建物の賃貸に比べ、設備トラブルや原状回復の負担が小さく済みます。
駐車場活用の「デメリット・注意点」
- 大きくは儲からない:あくまで「固定資産税カバー〜小さな副収入」の規模。大きな収益を期待すると、肩透かしになります。
- 需要がないと、空車で持ち出しになる:整備費をかけても借り手がつかなければ赤字。立地の需要が何より重要です。
- 税金の優遇が受けにくい:住宅用地のような固定資産税の軽減(特例)は、原則として駐車場には適用されません。
- 整備費用・農地転用などの初期コスト:舗装や、農地の場合の転用手続きなど、始める前に費用がかかります(後述)。
- 管理の手間とトラブル対応が発生する:契約者募集、集金・滞納督促、清掃、契約者同士のトラブルなど、運営の手間は確実に生じます(後述)。
成否を分けるのは「需要」——ここを必ず確認
駐車場活用で一番大切なのは、その場所に駐車場の需要があるかです。周辺の住宅密度、近隣の月極駐車場の空き状況、駅やお店との距離などから、需要を見極める必要があります。「土地が空いているから」だけで始めると、ガラガラの駐車場になりかねません。
整備費用と、土地の種類による注意点
駐車場にするには、砕石敷き・アスファルト舗装・ライン引き・車止め・看板などの整備費用がかかります。簡易な砕石敷きなら比較的安く、アスファルト舗装なら費用は上がります。どこまで整備するかは、需要と予算のバランスで決めます。また、地目が「農地(畑・田)」の場合、駐車場にするには農地転用の手続きが必要で、整備費とあわせて思いのほかコストがかかることもあります。市街化調整区域などエリアによっても扱いが変わるため、事前確認が欠かせません。
意外と見落とされる「駐車場にした“後”の管理」
駐車場経営は「契約さえすれば、あとは放っておくだけ」と思われがちですが、実際は始めてからの管理が、安定収益のポイントです。次のような業務が発生します。
- 契約者の募集・契約手続き:空き区画を埋める募集、契約や保証会社とのやりとり。
- 集金・滞納の督促:毎月の料金回収。滞納が出れば督促が必要です。
- 清掃・巡回:定期的な掃除や草刈り、見回りで清潔感と安全性を保ちます。放置は印象悪化=空車につながります。
- トラブル・クレーム対応:契約者同士の揉め事、無断駐車、夜間のトラブルなど、いつ起きるか分からない対応。
- 設備の管理・修繕:ライン引きの引き直し、車止めや看板の補修など。
これらを自分で行うのは、駐車場が遠方にある・本業がある・トラブル対応をしたくない場合には大きな負担です。そこで、こうした業務をまとめて任せられるのが「駐車場の管理委託」です。当社でも、契約者の募集から、集金・滞納督促、清掃・巡回、クレーム対応、設備管理まで、一括してお引き受けしています。遠方の土地を相続した方や、副収入として駐車場をお考えの方にもご活用いただけます。
👉 駐車場の管理委託について詳しくは:駐車場管理・事業用物件売却のページ
こんな土地・こんな人に向いています
- 住宅地の中など、駐車場の需要が見込めるエリアの土地
- 「大きく儲けたい」より「固定資産税の負担を減らしたい」人
- 「将来は売るかも・自分で使うかも」と、選択肢を残しておきたい人
- アパート経営のような大きな初期投資・リスクは取りたくない人
- 整備や、その後の管理(募集・集金・清掃・トラブル対応)は、プロに任せたい人
逆に、需要のないエリアや、農地転用などのコストが大きすぎる土地では、無理に駐車場にしない方がよいこともあります。そこは正直にお伝えします。実際に、空き地を月極駐車場にして満車稼働になった事例も、あわせてご覧ください。
👉 関連記事:【相談実績】空き地を駐車場にして貸したい。でも儲かる?名古屋市・Eさんの月極駐車場
💬 「空き地を駐車場にできないか」「整備や管理を任せたい」という方へ。
まずは周辺の需要があるかの確認から。整備費用の試算、農地転用の手続き、その後の管理委託まで、まとめてお手伝いします。
👉 LINEで気軽にご相談ください
監修者情報

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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣
