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2026/05/15

Vol.101 ぶっちゃけ、不動産屋が“嫌う”お客様とは?現場の本音を正直に話します

たまに聞かれます。「不動産屋から見て、困るお客さんってどんな人ですか?」

表立っては言えませんが、今回はぶっちゃけてお話しします。

①申込や契約を急にキャンセルする

不動産は売主・買主だけでなく、さまざまな利害関係者と調整しながら進めていきます。そのため軽い気持ちで申込して、後からキャンセルされると困ります。

どうしようもない事情での変更は仕方ないです。ただキャンセルされるダメージは正直大きい。これが本音です。

②重要なことを言わない

たとえば売主が「雨漏りがある」「近隣トラブルがある」ことを隠していたり、ローン審査中の買主が「実は借金がある」「健康問題がある」ことを黙っていたりする。

「言うと不利かも…」という気持ちはわかります。でも、そのこと自体は問題にならないことも多い。わざと隠しているとあとで大きなトラブルになりやすいです。正直に話してもらった方が、こちらも動きやすいのです。

③連絡がなかなか取れない

不動産取引は常に情報を共有しながら進める必要があります。利害関係者との調整が必要な場面も多く、早めの確認が求められることがあります。

連絡がつかないと手続きが止まってしまったり、せっかくの話が流れてしまったりすることがあります。これは本当に困ります。

④不動産知識マウント

これは可愛いものですが、業界あるあるです。「知り合いの不動産屋が〜」「YouTubeでは〜」「ネットには〜」——知識を持つこと自体は全く悪いことではありません。むしろ知識がある方のほうが話が早いこともあります。

ただ「勝ち負け」みたいな論戦を好む方は、正直言うと敬遠されがちです。不動産取引はお互いのゴールに向かう共同作業なので。

⑤提案をまったく聞かない

売却の場合、「この価格だと少し高めです」とお伝えしても「いや、もっと高く売れるはず」と全否定。最終判断はもちろんお客様です。

ただ不動産は相場からかけ離れると本当に動かなくなります。まあこれは信頼関係を築けていない不動産屋側の責任が大きいですね。はい。そうです。

結局、不動産屋が一番怖いのは「後から揉めること」

ここに尽きます。だから何度も確認する・細かく聞く・きちんと説明する・念押しする・書面を残す——これを徹底します。

正直、今回書いたような「連絡が遅い・話が変わる・条件が二転三転する」みたいなケースは現場では普通にあります。でも実際のところ、それを単純に「嫌なお客様」で終わらせるのは違うとも思っています。

不安だから細かくなる人もいるし、知識がないから話が噛み合わないこともある。逆に不動産屋側の説明不足や段取り不足で、お客様を不信感いっぱいにさせてしまうケースもあります。

だから最終的には、それでもまとめるのがプロの仕事なんですよね。

もちろん、どうにもならないケースもあります。信頼関係が作れない・契約してはいけない。そういう方も稀ですが実際います。そう判断したら仕事をお断りすることもあります。

でも基本的には、認識を整理して・条件を調整して・トラブルを防ぎながら・最後まで責任を持つ。そこが不動産屋の仕事だと思っています。

不動産は「人と人の要望の調整業」

不動産は土地や建物を動かしているようで、実際は人と人の要望の調整業なんですよね。現場にいると本当にそう感じます。

人さまの人生に深く関わるので責任が重くストレスフルだけど、だからこそおもしろくてやりがいのある仕事です。

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