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2026/06/04

成約事例72|自宅敷地の一部売却|春日井市上田楽町

項目内容
所在地春日井市上田楽町
種別自宅敷地(約130坪)の一部(約40坪)を分筆売却
売却方法仲介(分譲業者へ売却)
相談のきっかけ1ヶ月以内に資金が必要・自宅敷地の一部を売れないか
この事例のポイント急ぎの資金需要→分筆には確定測量が必要で2ヶ月かかる現実を正直に説明→価格妥協・期日は2ヶ月で合意→分譲業者へ売却成立

「1ヶ月以内に資金を工面しないといけなくて、自宅の敷地の一部を売ることはできますか?」

春日井市上田楽町にお住まいの方からの急ぎの相談です。資金の必要性が生じ、自宅を全部売るのではなく敷地の一部だけを売却して資金を確保したいというご要望でした。

敷地の状況——130坪のうち畑部分40坪が売却候補

現地を確認すると土地は約130坪。そのうち自宅部分が約90坪・残りの約40坪は畑として利用していました。この40坪の畑部分であれば売却しても自宅部分の利用に大きな支障はありません。また将来的に自宅部分を売ることになっても、90坪という広さが残れば住宅用地としての価値も保たれます。住宅地としての需要も見込まれるエリアであり、価格次第では売却は十分可能と判断しました。

「1ヶ月以内」という希望に対して正直に答える

問題は期日でした。敷地の一部を売るには「分筆」という手続きが必要です。分筆とは1つの土地を複数に分ける手続きで、そのためには確定測量(隣地との境界を確定する測量)が必要になります。この確定測量から分筆登記・売買契約・決済まで進めると、現実的には2ヶ月程度かかります。なお一般的な土地売却では確定測量に1〜3ヶ月・その後の販売活動・売買契約・決済まで含めると半年〜1年かかることも珍しくありません。その意味では2ヶ月での決済はむしろ早い部類に入ります。「1ヶ月以内」というご希望には応えられないことを正直にお伝えしました。

唯一の例外として「分筆なし・測量なし・現状渡しで買える買主がいれば1ヶ月以内も不可能ではない」とお伝えしましたが、一般的にそういった条件で購入できる買主を見つけることは難しく、現実的ではありませんでした。

価格は妥協・期日は2ヶ月——売主が現実的な判断

スケジュールについては「2ヶ月かかる」という現実は変えられません。この点をご理解いただいた上で、価格面については急ぎの売却であることを踏まえてある程度の妥協もやむなしとご納得いただきました。「期日は希望通りにならないが、できる限り早く進める・価格はある程度現実的なラインで」という方向で合意し、売却活動を開始しました。

分譲業者との交渉で売買成立——予定通り2ヶ月後に決済

分譲業者に打診したところ、住宅用地として購入意向をいただきました。確定測量・分筆登記を進めながら並行して売買契約の条件を調整。最終的に予定通り2ヶ月後に決済・引渡しが完了しました。1ヶ月という当初の希望期日には間に合いませんでしたが、可能な限りスムーズに進められた案件でした。

この事例から学べること

  • 敷地の一部だけを売ることは可能——ただし分筆・確定測量が必要で最低2ヶ月かかる——「一部売れるか」より「どのくらい時間がかかるか」を先に把握することが重要
  • 「急いで売る」場合は価格に影響が出る——急ぎの売却は買主側に有利な条件になりやすい。時間的余裕があるほど価格交渉力が生まれる
  • 「残す部分」の将来価値を考えてから売る範囲を決める——一部売却は残す土地の価値・使い勝手・将来売れるかを総合的に判断することが重要
  • できないことは正直に伝える——「1ヶ月以内は難しい」を最初に言う——期待値を正直に調整することが、後のトラブルを防ぎ信頼関係を守る

👉 関連記事:成約事例44|自宅敷地の一部(約80坪)を分筆売却した事例|春日井市八光町

👉 関連記事:土地を売るとき確定測量は必要?費用・期間・しない場合のリスクを正直に解説

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