春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2026/05/17
成約事例61|貸倉庫の売却|春日井市柏井町
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 春日井市柏井町 |
| 種別 | 貸倉庫(事業用不動産) |
| 売却方法 | 仲介(水面下・既存顧客へのマッチング) |
| 売却期間 | 空室確認から成約まで数ヶ月 |
| 相談のきっかけ | 借主退去を機にオーナーが売却を検討 |
| この事例のポイント | 5年越しの顧客とのマッチング・「いつか売る」より「今売る」の判断 |
「ずっと貸していた倉庫が空いた。次の借主を探すこともできるけど、今売った方がいいのかな…」
弊社で長年管理させていただいていた春日井市柏井町の貸倉庫。10年以上借りていた業者様が事業都合で退去されることになりました。単なる不動産売却を超えた、ご縁が生んだ取引でした。
「貸しても売っても困らない」希少な物件だった
この物件は立地・地形・広さ・倉庫需要・住宅地としての価値、すべての面で非常に良い物件でした。「貸しても困らない・売ろうと思えばいつでも売れる」という希少性の高い不動産です。急いで売却する理由は全くなく、所有し続けても十分価値がありました。
ただオーナー様としては「元々そこまで強く持ち続けたいと思っていたわけではない。売るなら空いた今が一番高く売れるタイミングでは」とお考えでした。
賃貸中より空室の方が「売りやすく高く売れる」
倉庫・事業用不動産は一旦テナントが入ると長く借りるケースが多く、賃貸中のまま売却するとオーナーチェンジ物件として利回り計算で価格が決まります。自由に使えない・解体もできないという理由から、土地として売るより価格が下がることがあります。空室のタイミングは実は大きな売却チャンスです。
5年間探していたお客様を思い出した
そんな中、ふと思い出したお客様がいました。5年ほど前から「事業所を移転したいので、倉庫兼事務所を探してほしい」とご相談いただいていた方です。しかし倉庫は売りに出ること自体が少なく、出ても大きすぎる・小さすぎる・場所が合わない・高すぎるなど条件が合わず、何年も経っていました。今回の物件をご紹介したところ、まさに理想通りだったとのことで「ぜひ購入したい」と強くご希望いただきました。
「価格より、必要としている人に使ってもらいたい」
物件には建売用地として欲しい業者など他にも複数の購入希望がありました。それも含めてオーナー様にお話ししたところ「そこまで必要としてくれているなら、その方に使ってもらった方がいい」というお言葉をいただきました。最後の懸念だった銀行融資も時間をかけて調整した結果、無事承認。オーナー様は良い形で資産整理ができ、買主様は5年間探していた理想の物件を取得できた——双方にとって本当に良い取引になりました。
この事例から学べること
- 事業用不動産の空室タイミングは最大の売却チャンス——賃貸中より空室の方が購入層が広がり、価格も有利になるケースが多い
- 「いくらで売れるか」だけでなく「誰に引き継がれるか」も大切——本当に必要としている人への売却が、双方にとって最も良い結果を生むことがある
- 長く付き合っているお客様のニーズを覚えておくことが成約につながる——5年越しのマッチングが実現したのは継続的な関係構築があったから
- 希少性の高い物件は焦らず最良の相手を選ぶ余裕がある——「急いで売る必要がない物件」こそ、条件と相手を選べる強みがある
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監修者情報

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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣
