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2026/05/09

成約事例46|土地売却(更地渡し)|春日井市岩成台

項目内容
所在地春日井市岩成台
種別空き家(古家付き土地→更地渡し)
売却方法仲介(土地として販売)
相談のきっかけ子どもが引越し後に空き家化・整理を希望
この事例のポイント離婚後の元夫名義建物・感情的対立を経た承諾料交渉・「正論より前に進めること」

「空き家になったので売却したいんです」

春日井市岩成台の土地売却です。60代の女性オーナーから「今後誰も住む予定がないので整理したい」とご相談をいただきました。岩成台エリアは周辺環境・土地形状・接道条件が良く土地としての需要は高い。更地渡しで販売する方針に決まりましたが、ここで大きな問題が発覚しました。

建物名義が「離婚した元夫」のままだった

土地は女性名義。しかし建物だけは離婚した元ご主人名義のままでした。解体にも売却にも元ご主人の承諾が必要な状態です。しかも離婚後に双方かなり感情的な対立があり「直接話したくない」という状況。売却を進めるには間に入って調整する人が必要でした。

「承諾するなら、お金を払ってほしい」

私から元ご主人へ事情説明と承諾のお願いを行ったところ「承諾するなら、お金を払ってほしい」という話が返ってきました。建物自体に大きな価値はなく、解体費用は女性側負担で、実質的には土地売却のための承諾という状況です。法律論だけで言えば強く金銭を支払う理由があるケースではありませんでした。

ただ現実には「感情」があります。「そんなお金払う必要ありません」と正論だけで押し切ろうとすれば、売却そのものができなくなる可能性もありました。不動産は法律だけでなく「人間関係」が絡む仕事でもあります。最終的には多少の承諾料を授受する形で双方合意。解体・売却を無事進めることができました。

土地は良条件——若いご夫婦と成約

名義問題が解決した後は販売開始から比較的早い段階で、若いご夫婦に気に入っていただき正式に申込・契約となりました。

この事例から学べること

  • 離婚後も建物名義が元配偶者のままになっているケースがある——離婚時に名義整理を済ませておかないと、後の売却で大きな障壁になることがある
  • 「正論だけ」では解決しないこともある——現実的な着地点を見つけることが重要——法律上の正しさより「売却を前に進めること」を優先する判断が必要なケースがある
  • 感情的対立がある場合は第三者の介入が有効——直接話せない関係でも、間に入る人がいることで話が動くことがある
  • 不動産売却は「感情整理」でもある——相続・離婚・家族問題が絡む案件では不動産そのものより人間関係の方が難しいことが多い

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