春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2026/05/09
Vol.93 「安全な場所に住みたい」が変える不動産価値
―南海トラフ時代、“これから選ばれる地域”とは―
最近、不動産の相談をしていると、
「地震や災害が心配…」
という声を以前より聞くようになりました。
特に、
- 南海トラフ地震
- 水害
- 液状化
- ハザードマップ
への関心はかなり高まっています。
そして今後は、
その地域の「自然災害のリスク」
によって、
不動産価値にも差が出てくる時代になると思います。
「駅近」だけでは選ばれなくなるかもしれない
これまで不動産価値は、
- 駅距離
- 利便性
- 商業施設
- 学区
などが重視されてきました。
もちろん今でも大切です。
ただ最近は、
「土地の安全性」
を重視する人が増えています。
つまり、
“便利だから選ぶ”
だけではなく、
“安心して暮らせるから選ぶ”
という価値観です。
南海トラフ地震は、東海エリアにとって現実的なリスク
愛知県に住んでいると、
南海トラフ地震という言葉は、
一度は聞いたことがあると思います。
もちろん、
いつ起きるかは誰にも分かりません。
ただ、
「いつ起きてもおかしくない」
と長年言われ続けている以上、
多くの人が意識するようになっています。
例えば、
- 「この地域は安心」
- 「地盤が強そう」
- 「水害が少なそう」
という、
“イメージ”も大きく影響します。
つまり今後は、
「不安を感じる地域」
と、
「安心感のある地域」
で、選ばれ方が変わる可能性があります。
春日井市は「災害リスクとのバランス」が比較的良い
絶対安全な場所はありません。
ただ、不動産実務の現場感覚として、
春日井市は比較的、
- 津波リスクがない内陸エリア
- 名古屋中心部へのアクセス
- 高台エリアの多さ
- 地盤が比較的安定している地域がある
などから、
「災害リスクとのバランスが良い」
と感じて選ばれる方もいます。
実際、
名古屋市内の水害リスクを気にして、
春日井市へ住み替えを検討される方もいます。
春日井市の中でも地域差はあります
一方で、
春日井市でも、
- 庄内川周辺
- 低地エリア
- 内水氾濫リスクがある地域
などは、
ハザードマップ確認が重要です。
つまり、
「春日井だから絶対安心」
ではなく、
“春日井の中でもどこか安心できるのか”
が重要になってきます。
「ハザードマップを見て家を探す人」も増えています
以前は、
- 駅距離
- 学区
- 価格
だけで探す方も多かったですが、
最近は、
「浸水は大丈夫?」
「液状化は?」
「地盤は?」
まで確認する方が増えています。
“家余り時代”だからこそ、選ばれる地域に差が出る
これから日本は、
- 人口減少
- 高齢化
- 空き家増加
が進みます。
「どこでも同じように売れる時代」
ではなくなっていきます。
不動産は、
- 一生に関わる資産
- 家族の生活基盤
だからこそ、
- 地域性
- 災害リスク
- 将来性
を含めて考えることが大切だと思います。
まとめ
これからの不動産価値は、
単なる「駅近」や「便利さ」だけではなく、
“安心して暮らせるか”
も重要になっていきます。
だからこそ、
「今どこが人気か」
だけではなく、
「これからどこが選ばれるか」
という視点も、持っておくと良いでしょう。
監修者情報

-
春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣
