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2025/04/30

Vol.78 マイホームの買換えを失敗しないために|売却先行と購入先行|進め方・注意点を解説

「今の家が手狭になってきた。でも新しい家を買う前に今の家を売るべき?それとも先に買う?」

マイホームの買換えで最も悩む点がこれです。順番を間違えると、資金計画が崩れたり、仮住まいが長引いたり、最悪の場合は契約解除のリスクも生じます。この記事では、買換えの基本的な進め方と失敗しないためのポイントを正直にお伝えします。

買換えの2つの進め方

進め方特徴向いているケース
売却先行今の家を先に売ってから新居を購入住宅ローンが残っている・売却資金を購入費に充てたい
購入先行新居を先に購入してから今の家を売る自己資金が十分にある・つなぎ融資が使える

住宅ローンが残っている方・売却資金を購入費用に充てたい方は、基本的に「売却先行」で進めることをおすすめします。

売却先行のメリットと注意点

メリット

  • 売却価格が確定してから購入予算を決められる
  • 既存ローンを完済してから新たなローン審査を受けられる
  • 引き渡し時期を調整しやすく、仮住まい期間を最小限に抑えられる
  • 「売れなかったらどうしよう」というプレッシャーがない

注意点

売却後すぐに新居が見つからない場合、一時的に賃貸住宅に仮住まいする必要があります。「仮住まいは避けたい」という方が多いですが、理想の買換えを成功させるには「売れるうちに売っておく」判断が、最終的に後悔の少ない選択につながることが多いです。

購入先行のリスクと現実

「良い物件が見つかったから先に買おう」という気持ちは理解できます。しかし購入先行には以下のリスクがあります。

  • 既存ローンがある状態では新たなローン審査が通りにくい
  • 購入資金の目途が立たないまま契約すると違約解除のリスクがある
  • 「早く今の家を売らないと」というプレッシャーで売却価格を妥協しやすい

「つなぎ融資」「セカンドローン」などの制度もありますが、誰でも使えるものではなく、職業・収入・信用情報によって制限があります。事前に金融機関に確認することが必要です。

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売却・購入それぞれの流れ

自宅売却の流れ

  1. 価格査定を依頼する
  2. 不動産会社と媒介契約を締結する
  3. 広告活動・内覧対応
  4. 購入希望者と条件交渉
  5. 売買契約締結・手付金受領
  6. 引き渡し・残代金受領

新居購入の流れ

  1. 希望条件の整理・予算確定
  2. 物件探し(ネット・不動産会社紹介)
  3. 物件見学・住宅ローン事前審査
  4. 購入条件交渉・購入申込書提出
  5. 売買契約・手付金支払い
  6. 引き渡し・残代金支払い

実際にあった失敗例

以前あったご相談です。自宅の売却が決まる前に新居の契約をしてしまい、「決済期限までに売れるだろう」と楽観視していたところ、全く買い手がつかず、直前で500万円値下げしてようやく売却できました。

資金計画に大きな狂いが生じ、新居購入自体が危うくなった苦い事例です。「買えたら売る」ではなく「売ってから買う」という順序が、どれだけ重要かを示しています。

買換えを成功させる5つのポイント

  1. 売却価格は現実的に見積もる——希望価格ではなく実際に売れる相場を基準に資金計画を立てる
  2. スケジュールに余裕を持たせる——タイトすぎるスケジュールはトラブルの原因。仮住まいも選択肢に入れておく
  3. 仮住まいを恐れない——1〜3ヶ月の仮住まいで全体がスムーズに動くなら、コストより安心を優先する
  4. 売却と購入を一社でまとめる——別々の業者に依頼すると連携が取りづらく、タイミング調整が難しくなる
  5. 経験豊富な担当者に相談する——買換えは売買が同時進行する複雑な取引。経験値のある担当者が不可欠

よくある質問

Q. 自宅が売れていなくても新居の契約はできますか?

契約自体は可能ですが、購入資金を用意できない場合は違約解除のリスクがあります。ローンが通るかどうかも事前に確認が必要です。

Q. 仮住まいはどれくらいの期間が必要ですか?

平均的には1〜3ヶ月を見込んでおくと安心です。新居の引き渡しと旧宅の売却を同日に合わせることも可能ですが、調整が必要です。

Q. 売却と購入を同じ会社に依頼できますか?

はい。春日井シティ不動産では売却・購入どちらも一貫してサポートします。タイミング調整・交渉・スケジュール管理まで一括でお任せいただけます。

まとめ

  • ローンが残っている・売却資金を充てたい場合は「売却先行」が基本
  • 購入先行は資金的余裕がある・つなぎ融資が使えるケースに限定する
  • 売却価格は甘く見積もらない。高値前提の計画は危険
  • 仮住まいは「失敗」ではなく「安全策」
  • 売却と購入は一社でまとめてスケジュール調整をスムーズに

「売ってから買う」という堅実な順序が、最終的に最も後悔の少ない買換えにつながります。

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