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2026/06/28

相談実績25|春日井の調整区域の土地を売りたい(春日井市・50代女性)

ご相談者50代・女性(春日井市)
物件・状況市街化調整区域の土地 約120坪(地目は畑/10年以上、駐車場として貸していた)
ご相談内容借主の退去を機に、この土地を売却できないか
結論「簡単ではないが、可能性はゼロではない」とお伝えし、売却をお引き受け。最終的に、運送会社のトラック駐車場として(農地転用許可を取得して)売却成立
この相談のポイント調整区域=原則建物が建てられず売りにくい/一度は破談も、あきらめず買い手の用途を探って成約に

「市街化調整区域の土地なんですが、これって売れるものなんでしょうか?」

春日井市にお住まいの50代の女性からのご相談です。お持ちの約120坪の土地は、市街化調整区域にあり、地目は「畑」。ただ、ここ10年以上は駐車場として人に貸しており、現況は雑種地のような使われ方をしていました。その借主が退去することになり、「これを機に売れないだろうか」というご相談でした。

正直にお伝えすると、調整区域の土地は「売却が簡単ではない」

まず、正直なところからお伝えしました。市街化調整区域は、市街化を抑える目的で定められたエリアで、原則として建物を建てることができません。さらに、この土地は地目が畑のため、用途を変えるには農地転用の許可も必要になります。

建物が建てられない土地は、買い手にとっての使い道が限られます。そのため、売却の相場は、家が建てられる土地に比べて、かなり安くなってしまうのが現実です。「広さがあるから高く売れる」という土地ではありませんでした。

正直に言えば、こうした土地は「扱いが難しい」と敬遠する不動産会社も少なくありません。それでも、ご事情をお聞きして、「簡単ではありませんが、可能性はゼロではありません」とお伝えし、売却をお引き受けすることにしました。

「ゼロではない」可能性を、一つずつ確認する

調整区域の土地でも、条件しだいで使い道が出てくることがあります。今回の土地について、次のような可能性を一つずつ整理しました。

  • 住宅は難しい:調整区域でも「既存宅地」など一定の要件を満たせば住宅を建てられる場合がありますが、この土地はその要件に当てはまりませんでした。
  • 事業用としての可能性:農地転用や都市計画法上の要件を満たせば、業種や規模によっては、工場や資材置場、駐車場といった事業用地として使える可能性があります。

つまり、活路は「事業用で使ってくれる買い手を探すこと」。そこに絞って、可能性を追いかけました。

一度は破談。それでも、あきらめなかった

はじめに、自動車整備業者から「整備工場を建てたい」という購入のお申し込みがありました。話は前向きに進みましたが——最終的に、役所の許可が下りず、破談となってしまいました。調整区域では、買い手が決まっても、その用途で許可が取れるかどうかという、大きなハードルがあるのです。

一度は振り出しに戻りましたが、ここであきらめませんでした。引き続き、この土地を活かせる買い手を探し続けた結果、近隣の運送会社が「トラックの駐車場として使いたい」と手を挙げてくれました。今度は、農地転用の許可もきちんと取得でき、無事に所有権の移転(売却)まで至りました。

この相談から、お伝えしたいこと

  • 市街化調整区域の土地は、原則建物が建てられず、相場も安くなりやすいため、売却は簡単ではありません。これは正直にお伝えすべき現実です
  • とはいえ「売れない」と決まったわけではありません。農地転用や建築の要件、事業用としてのニーズ——可能性を一つずつ確認していけば、道が見つかることもあります
  • 調整区域では、買い手が決まっても許可が下りずに破談になることもあります。それでもあきらめず、用途と買い手を粘り強く探すことが、成約につながります

「うちの土地は調整区域だから、どうせ売れない」と、はじめからあきらめていませんか。簡単ではありませんが、可能性を探る価値はあります。難しい土地ほど、まずは一度ご相談ください。

👉 関連記事:春日井市で土地を売るには?狭小地・広すぎる土地・遊休地まで実例で解説

💬 「市街化調整区域の土地」「畑」「資材置場や駐車場にしていた土地」を売りたい方へ。
扱いが難しい土地ほど、可能性を一つずつ確認することが大切です。「どうせ売れない」と決める前に、まずは現状をお聞かせください。
👉 LINEで気軽にご相談ください

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