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2025/04/22

Vol.71 なぜ不動産屋はどこも同じ物件を紹介するの?レインズの仕組みと「良い担当者」の見つけ方

「何社か不動産屋をまわったけど、どこでも同じ物件ばかり紹介される。」

物件探しをしたことがある方なら、一度は感じたことがあるかもしれません。これは不動産会社が手を抜いているわけではなく、業界の仕組み上、そうなる理由があります。この記事では、その仕組みと、それでも「良い物件を見つける方法」をお伝えします。

どこに行っても同じ物件が出てくる理由:レインズとは?

この現象の正体は、「REINS(レインズ)」という不動産業者専用の物件データベースです。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営する全国規模のネットワークで、売却依頼を受けた物件はここに登録され、全国の不動産会社がアクセスできます。

つまりどの不動産会社も基本的に同じ情報源を見ているため、どこに行っても同じ物件が紹介されるのです。これは業界の仕組みとしてそういうものであり、どこかの会社が怠慢なわけではありません。

それでも「独自情報」は存在する

レインズに登録されていない「独自情報」も一部存在します。

①一般媒介契約でレインズ未登録の物件

専任媒介・専属専任媒介ではレインズへの登録が義務ですが、一般媒介契約ではレインズ登録の義務がありません。業者によっては自社のみで取り扱い、外部に情報が出ない物件があります。

ただしこれは売主にとってデメリットになることもあります。レインズ未登録=広く買主を募集できないということです。売主が「早く・高く売りたい」のであれば、専任媒介でレインズに登録し広く告知する方が有利です。

②レインズ登録前の「出たばかり」の物件

売却依頼を受けた直後の物件は、レインズに登録される前の「未公開期間」があります。この時期にその会社に問い合わせていたお客様には、一足早く情報が届くことがあります。

③売主が「内密に売りたい」と希望している物件

相続・離婚など、近所に知られたくないという事情から水面下で売却活動をしているケースがあります。こういった物件はレインズに登録されず、特定の会社だけが取り扱います。

ただし独自情報だからといって必ずしも好条件とは限りません。数も多くないため、独自情報への期待だけで会社を選ぶのは得策ではありません。

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大手と地元の小さな不動産屋、どちらが良い?

「大手の方が物件をたくさん持っていそう」と思われがちですが、取り扱える物件数自体は大手でも中小でも変わりません。レインズを通じて情報が共有されているからです。

比較項目大手不動産会社地元の不動産会社
取り扱い物件数レインズ共通でほぼ同じレインズ共通でほぼ同じ
ブランド・安心感△(会社による)
地域情報の深さ△(転勤族の担当者も多い)◎(長年地元に根ざしている)
売主からの直接依頼物件多い場合もある地域密着ならではの直接物件あり
担当者との関係性異動・交代が多い担当者が変わりにくい

物件選びのカギは会社の規模ではなく、担当者の質と地域への精通度です。

「良い担当者」と出会えるかどうかが最大の分かれ道

レインズには、春日井市内だけでも常時300件以上の売地情報が登録されています。その中からどう絞り込んで、どう提案するかは担当者次第です。

良い担当者は、希望条件の「表面」だけでなく「本質」を理解してくれます。「南向きがいい」という希望の裏にある「日当たりが欲しい」という本質を理解していれば、北向きでも日当たりの良い物件を提案できます。

良い担当者を見分けるポイント

  • 希望条件の理由・背景まで聞いてくれる
  • デメリットや懸念点も正直に話してくれる
  • 「条件に合わない」物件を無理に勧めてこない
  • 地域の学区・生活環境・相場感を具体的に説明できる
  • 返信・連絡が丁寧で早い

逆に「とにかく早く決めてほしい」という雰囲気を出してくる担当者や、デメリットを一切言わない担当者には注意が必要です。

まとめ:物件探しは「人」選びから始まる

  • どの不動産会社もレインズという共有データベースで同じ物件情報にアクセスしている
  • 一般媒介物件・登録前物件・非公開物件など独自情報も一部存在するが数は少ない
  • 大手でも地元でも取り扱い物件数はほぼ同じ。地域情報の深さと担当者の質が違う
  • 良い担当者は条件の「本質」を理解して提案してくれる
  • 物件との出会いは担当者との出会い。まず信頼できる担当者を見つけることが最優先

「この人なら信頼できる」という担当者と出会えたとき、本当の意味での物件探しが始まります。春日井市で20年、地元に根ざして取り組んできた経験を活かして、一緒に良い物件を探します。

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