春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/05/20
Vol.18「売る時期」っていつが正解?季節・相場・ライフイベントの考え方
※この記事は【実家を手放す前に読んでほしい小さな不安】シリーズのVol.18です
Vol.17「売らない選択もあり?貸す・残す・使う…実家活用の現実的な選択肢」はこちら → Vol.17を読む
「今すぐ売るべき? もう少し待った方が得?」
「春まで様子を見るって言われたけど…ほんとに関係あるの?」
実家の売却を考えるとき、「いつ売るのが一番いいか」は誰しも悩むポイントです。
でも、不動産屋の本音としては――
❌「いつがベストか」なんて、正直“後からしかわかりません”。
そのうえで、今回は**「判断に使える材料」**として、3つの視点から売るタイミングを整理してみます。
季節で決めるのは、あまり意味がない?
よく言われる「春・秋が売りやすい」という説。
これは確かに、賃貸の引っ越しや住宅購入が活発になる時期ではあります。
ただ、実際の売買の現場ではこうです:
- 春や秋でも「売れない物件は売れない」
- 真夏や年末でも「いい物件はすぐ売れる」
- 買主は「今動ける人」しか現場にいません
つまり――
**“物件の条件が良ければ、季節なんて関係ない”**というのが、現場のリアルです。
それよりも、売る側として意識すべきなのは次の2点:
- 売り出す前の準備に時間がかかる
- 「売れる時期」より「動ける自分の都合」のほうが大事
相場は気になるけど、“読もうとしてもムダ”です
「どうせなら高く売りたい」
これは当然の感情です。
でもプロから言わせていただくと、相場でタイミングをはかって売れる人はごく一部です。
例えば:
- 「あと数年で上がる」と待っていたら、気づけば空き家指定+管理費用増
- 「そろそろ下がるかも」と焦って売ったら、1年後にさらに高値で取引されていた
✔ 相場を読むことより、いま売ればいくら残るのかを把握すること。
✔ それと同時に、自分にとっての“リスクと損得”がどこかを整理すること。
これが“ブレない判断軸”になります。
👪 ライフイベント・家族の状況が一番のタイミング
実家の売却は、不動産というより「家族の節目」に近い出来事です。
だからこそ、売るタイミングを左右するのは――
- 親の三回忌が終わった
- 兄弟でようやく話がまとまった
- 体調・仕事・子育てに一区切りついた
そんな、気持ちと環境の整いだったりします。
💡ここで無理に「市場の波」に合わせようとすると、後でモヤモヤが残りがちです。
だからこそ、不動産屋としてお伝えしたいのは、
**「いま、気持ちと状況が動けるなら、それが売り時」**ということ。
最後にひとこと:「売るべき時期」ではなく「動ける今が売り時」
家の売却は、相場・季節・市場よりも――
「自分たちが判断できるタイミング」で動くのが、最も納得のいく売却になります。
そして、迷っているなら、まずは「今売ったらどうなるか」を把握すること。
不動産屋に相談するタイミングも、“決めたあと”じゃなくて大丈夫です。
情報を得てから動くのではなく、動いてみることで見えてくる情報もある。
「そろそろかな」と思った今こそが、
ご自身にとっての“動けるタイミング”かもしれません。
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監修者情報
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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣