春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/04/29
「高く売りたい」は間違ってない。でも売れない理由はここにある。
不動産を売却する時、売主様が「少しでも高く売りたい」と思うのは当然のことです。
売却相談の依頼を受けると、不動産業者は価格査定という形で、売却の目安となる金額をご提案します。
しかし、最終的にいくらで売り出すかは、売主様ご自身の判断です。
実際、多くの場合、
売主様の希望価格と、業者の査定価格にはギャップがあります。
問題は、その差があまりにも大きいときです。
売出価格はいくらでも自由。ただ…
売出価格は、あくまで「希望価格」です。
いくら高く設定しても構いません。
理論上、奇跡が起きて希望価格で売れる可能性もゼロではありません。
ですが現実には、
・近隣に似た条件の土地が多数売り出されている
・それらもなかなか売れていない
そんな状況で、「周りよりも高い価格」で売れる可能性は、ほぼありません。
実際、**不動産が売れない理由の多くは「相場より価格が高いこと」**にあります。
希望価格を維持したまま売り出し続けるのは自由ですが、
時間が経つほど「売れ残り感」が強まり、かえって資産価値が下がるリスクを抱えることになります。
売れないまま時間が経つデメリット
希望価格で売りたい気持ちは当然ですが、
長期間売れないと、次のようなデメリットが生じます。
- 購入検討者から「何か問題がある物件では?」と疑われる
- 周辺相場が下落傾向だと、ますます売れにくくなる
- 固定資産税などの維持費負担が続く
- 必要なタイミングで売却できず、チャンスを逃す
特に、不動産市場では「売り出してから3か月以内」に買い手が見つかるケースが多いと言われています。
このため、売り出し後3か月経っても反応が鈍い場合は、価格の見直しを検討するのが現実的です。
相場は売出価格ではなく「成約」で決まる
どれだけ希望価格で売り出しても、
実際に買い手が現れ、契約が成立してはじめて「相場」が形成されます。
売出価格が相場を動かすわけではありません。
市場の動きをこちら側でコントロールすることもできないのです。
資産を守るために「市場価値」を正しく知る
自分の大切な資産だからこそ、
・今の市場ではどのくらいの価値があるのか
・買い手は何を見て判断しているのか
こうした「商品としての目線」を正しく理解することが、
売却成功への第一歩です。
ただ高く売り出すだけでは、
売れずに時間だけが過ぎ、資産価値が目減りするリスクもあります。
正しい市場理解と柔軟な判断が、
最終的に一番高く、賢く売る近道です。
【まとめ】
✅ 売出価格は自由だが、売れるかどうかは別問題
✅ 売れない理由の多くは「相場より高いこと」
✅ 3か月売れなければ価格見直しを検討
✅ 自分の資産を守るためにも、市場価値を冷静に把握する
売却に失敗しないためには、
「正しい市場価値を知る」ことが最初の一歩です。
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監修者情報
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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣