春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2026/05/09
成約事例47|借地権整理|春日井市上条町
-地主による建物買取で“80年以上続いた借地関係”を整理-
今回ご相談いただいたのは、
春日井市上条町の借地権整理でした。
ご相談者は土地所有者である地主様。
長年続いてきた借地関係について、
「借地人さんが、建物を売ってもいいと言っている」
という話が出てきたことから、
ご相談をいただきました。
この地域でも、かなり古くから続く借地関係だった
今回の土地は、
地主様・借地人様ともに、
この地域で非常に長く暮らしてこられたご家族。
建物も、
築80年以上
という、
かなり古い建物でした。
昔は、
借地人様ご家族が住んでいましたが、
途中からは賃貸として利用。
借地人様は、
- 地主へ地代を支払いながら
- 入居者から家賃収入を得る
という形で、
長年続いていました。
老朽化によって、“収益物件”から“負担”へ変わっていた
ただ近年は、
- 建物老朽化
- 雨漏り
- 修繕負担
- 空室リスク
などもあり、
借地人様にとっても、
「持ち続けること自体が負担」
になり始めていたようでした。
特に築80年以上ともなると、
修繕して維持するにも、
かなり費用がかかります。
そのため、
「そろそろ整理してもいいかな」
というお気持ちになっていたタイミングだったと思います。
借地権整理は、“対立感情”も大きくややこしい
借地権整理は、
単純な不動産売買とは違い、
- 権利関係
- 長年の人間関係
- 感情
- 地域性
が絡みます。
今回は、
双方とも、
昔から地域に根付いてきたご家族。
付き合いも長く、
地主と借地人と大きく揉めることもなく
お互いのタイミングも良かったので
地主様側からご相談を受け、
価格調整の段階から介入しました。
通常の借地権整理では、
- 借地権価格
- 建物価値
- 解体負担
- 今後の利用価値
など、
様々な考え方があります。
ただ今回は、
「争ってでも高く」
というより、
「お互い気持ちよく整理したい」
という意向でした。
“昔からの良好な関係性”が、功を奏した
もちろん価格調整はありました。
ただ、
双方とも長年の関係があったため、
借地権整理としては、
かなりスムーズにまとまった
ケースだったと思います。
不動産は、
法律論だけで進むわけではありません。
特にこうした案件では、
“これまでの信頼関係”
が、
最後は大きいと感じます。
地主にとっては、大きな資産価値向上につながった
今回、
地主様にとっては、
「まさか借地権整理できるとは思わなかった」
という感覚もあったようです。
借地権が整理されることで、
- 土地活用
- 売却
- 将来の相続
など、
不動産としての自由度は大きく変わります。
つまり、
土地の資産価値にも大きなメリット
が生まれた形です。
借地人側も、“長年の重荷”から解放された
一方で借地人様も、
- 老朽化建物
- 修繕負担
- 管理
- 今後の維持
への不安を抱えていました。
そのため最終的には、
「整理できてスッキリした」
というお気持ちも強かったように感じます。
不動産は、“タイミング”を逃さないことも大切
借地権問題というと、
- トラブル
- 裁判
- 対立
をイメージされる方もいます。
もちろん実際に難しいケースもあります。
ただ一方で「整理したい」
という気持ちが双方にあるタイミングでは、
比較的スムーズに進むこともあります。
特に、
- 世代交代
- 建物老朽化
- 相続
- 空き家化
は、
借地権整理のきっかけになることも多いです。
今回のような案件は、
タイミングを逃すと、
- 相続
- 権利分散
- 感情対立
などで、
一気に難しくなるケースもあります。
だからこそ、
「少し気になっている段階」
で相談いただくことが、
実は非常に重要だと思っています。
借地権整理でお困りの方へ
- 借地権を整理したい
- 地主と借地人で話したい
- 古い建物をどうするか悩んでいる
- 相続前に整理したい
そんなご相談も増えています。
借地問題は、
単なる法律問題ではなく、
「人間関係」
「地域」
「歴史」
も関わるケースが少なくありません。
だからこそ、
“現実的にどう整理するか”
を一緒に考えることが大切だと思っています。
監修者情報

-
春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣
