春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/05/25
【成約事例】隣接地の土地建物売買 春日井市八事町
春日井市八事町2丁目|隣地土地建物売買|成約時期:令和3年8月
ご相談の背景
お隣の空き家付き土地を将来的に購入して自分の所有地と一体利用したい──
そんな思いを胸に抱いた依頼者様から、「隣地オーナーに買取交渉を進めてほしい」とご相談をいただきました。
元々、依頼者様が長年所有されていて人に貸している土地建物があり、そこに隣接するもう一棟(築年数相当古い家屋)が空き家となっていたため、その不動産を購入できれば、土地の面積も2倍になり使いやすい大きさになるということで資産活用をお考えでした。
売却交渉のポイント
1.隣地所有者の売却意向
初回ヒアリングでは「現状での売却は考えていない」との回答。現実的には、
しかしご家族や今後の利用計画を繰り返し伺ううち、「自分たちも使う予定はない」と少しずつご意向が変化。
2.買主と売主の希望価格ギャップ
購入希望者(依頼者)と売主の希望額には大きな隔たりがあったため、
市場相場やリフォーム要不要のコスト概算を提示し、双方にとって納得できる根拠を共有。
3.慌てることなく交渉継続
約1年にわたり、定期的な状況確認と再提案を実施。立地条件的にほかの第三者が購入する可能性はない物件だったので、今回売ることの売主のメリットもお伝えし、急がせることもなく、定期的に様子お伺いをさせていただき、条件によっては売っても良いかなという意向を感じた適切なタイミングで、具体的な交渉に。
「この条件なら売却します」を引き出すことに注力。
成約までの道のり
- 初期段階:売却意向なし → 過去の利用実態や管理コストを整理して再アプローチ
- 中盤:価格調整案(相場+改修費用)を提示 → 売主「条件次第で前向きに検討」
- 最終合意:依頼から約1年後、双方が納得する価格で契約締結
駅近エリアの小規模土地ながら、活用プランを明確に示したことで、
「使わないなら…」という売主様の後押しにもつながりました。
売主様のご感想
「最初は売るつもりもなかった土地ですが、
何度も話し合う中で“このまま空き家のままではもったいない”と気づきました。
かなり悩んだけど、結果としてこのタイミングで売却してよかったと思いました。」
担当者の所感
今回の取引では、売主様が「売るつもりはない」とおっしゃっていた段階から、何度も対話を重ねて少しずつご意向を引き出せたことが非常に印象深かったです。特に、「使わない不動産を売却することで得られるメリット」を丁寧に整理し、売主様ご自身に再認識いただくプロセスが、交渉をスムーズに進めるカギとなりました。また、価格面のギャップを埋めるために市場相場や修繕費の概算を明示したことで、売主様・買主様双方にとって納得のいく合意形成ができたことに大きな手応えを感じています。
最後に
- 信頼関係の構築:初回で断られてもあきらめず、相手の立場に立った提案と継続的なフォローが成約への道を開く
- 情報の可視化:相場やコストを数字で示すことで、感覚ではなく「根拠ある判断」をサポート
- 適切なタイミング:交渉は急ぎすぎず、相手の意思が固まりかけた瞬間を逃さないことが重要
時間はかかる場合がありますが、売主様・買主様それぞれのニーズを丁寧にすり合わせることで、最終的に「双方が笑顔になれる取引」を実現できます。
不動産売却や隣地買取のご相談も、お気軽に春日井シティ不動産までお声がけください。私たちが全力でサポートいたします。
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監修者情報
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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣