春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/04/21
【先着受付が原則?】購入申込1番手なら必ず買えるのか?
購入申込書は「先着順受付」が基本
駅・スーパー・学校に近く、陽当たりもよく、価格も手ごろな人気エリアの売地が出たとします。
たまたま同時期にその物件を紹介されたAさんとBさん。購入できるのはどちらか一人だけ──。さて、どちらがその物件を手にできるのでしょうか?
1番手が基本。購入は先着順で受付
不動産売買では、原則「先着順」で購入希望者を受け付けます。つまり、先に購入の意思を表明した人が、優先的に商談の機会を得ます。
この購入意思を正式に表すものが「購入申込書(買付証明書)」です。
購入申込書には何を書く?
不動産業者が用意した書式に、以下の内容を記載します。
- 物件情報(所在地・構造など)
- 購入希望価格
- 支払条件(手付金や残金)
- 契約希望日
- 引渡し希望日
- その他希望条件(あれば)
- 買主の署名・捺印
この申込書は「この条件で買います。売主がOKしてくれたら契約します!」という意思表示です。
AさんとBさんがほぼ同時に申し込んだら?
例えば、Aさんが朝10時に購入申込、Bさんが11時に申込を出した場合──
この場合、先に申込を出したAさんが「1番手」、Bさんは「2番手」として取り扱われます。
購入希望条件が同じであれば、1番手のAさんが優先され、売主との契約に進むのが原則です。
ただし、「購入申込書を出した=契約成立」ではありません。あくまで“買主候補”です。売主と条件が合意し、契約書を交わしてはじめて正式な買主となります。
2番手に買えるチャンスはあるか?
可能性は低いかもしれませんが、買えるチャンスはあります。
たとえば、1番手のAさんが…
- 値引きなどの交渉がまとまらなかった
- 住宅ローン審査に落ちた
- 気が変わって購入を取りやめた
などの場合、2番手のBさんが「繰り上がり」で商談に進むことができます。
また、売主が「2番手の条件のほうが良い」と判断した場合、1番手よりも2番手を優先するケースもゼロではありません。
ただ「とりあえず」で購入申込書を出してはいけない!
購入申込書は、法的な拘束力はありません。キャンセルしても違約金などは基本的に発生しません。
とはいえ、「とりあえず押さえておこう」という軽い気持ちで出すのはNG。売主や関係者に迷惑をかけるだけでなく、不動産業者からの信頼も失います。
購入申込は「この条件で買う!」という強い意思が固まったうえで提出しましょう。
後悔しないための準備リスト
申込書を出す前に、以下の項目を確認しましょう。
- 物件内容をしっかり把握しているか?
- 家族の意見はまとまっているか?
- 住宅ローンの事前審査は済んでいるか?
- 土地購入なら建築会社と打ち合わせ済みか?
- 中古建物ならリフォーム相談は済んでいるか?
- 契約日を決められるか?手付金は用意できるか?
- 引渡し時期のスケジュール感を理解しているか?
まとめ
購入申込は「早い者勝ち」が基本ですが、あくまでも“候補”にすぎません。また、2番手だからといってチャンスがゼロというわけでもありません。
重要なのは、しっかり検討し、納得したうえで決断すること。そして、「縁がなかった」と感じたら、気持ちを切り替えて次に進むこと。
実際、私のお客様の多くも「2番手で買えなかった経験」を経て、もっと良い物件に出会っています。物件との出会いはご縁です。冷静な判断と素早い行動、そして信頼できる不動産業者との連携が、満足のいく取引につながります。
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監修者情報
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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣