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2025/07/23

Vol.26「空き家になってから火災保険ってどうするの?」

親が亡くなったあと、しばらく放置されている実家。
まだ売るか決めていないけれど、空き家のままで置いている――
そんな方から、こんな質問をいただきました。

「火災保険って、このままでも大丈夫なんですか?」

実はこの“保険”の問題、空き家を持っている方が見落としがちなのに、
万が一のとき、大きなリスクになる可能性があるんです。

■ 空き家になると、保険の内容が変わる?

実家に誰も住まなくなったとき、今まで加入していた火災保険が
そのまま適用されるとは限りません。

火災保険の多くは「居住している」ことを前提に契約されています。

ところが…

  • 誰も住んでいない
  • 電気やガスの契約も止めた
  • 郵便物もたまっている

このような“空き家状態”になると、保険会社によっては「補償対象外」と判断されたり、
事故が起きても「保険金がおりない」ことがあるのです。

■ 空き家のまま放置して、もし火事が起きたら?

これは実際にあった話です。

誰も住んでいない実家で、近所の子どもが遊び半分で侵入し、
中にあった紙くずに火をつけて火災が発生。
住宅は全焼し、隣家にも延焼。多額の損害賠償請求を受けることに。

このようなケースで、空き家の火災保険に加入していなかったために、
数千万円の請求を自己負担することになった例もあります。

■ 対策①「空き家用」の保険に見直そう

火災保険には、「空き家専用」や「セカンドハウス向け」の商品もあります。

ただし、内容はかなり限定的。

  • 火災の補償はあるが、水漏れや盗難は対象外
  • 放火などの人的被害は補償されないケースも
  • 地震保険は別途加入が必要な場合も

火災リスクの高さや、築年数、立地などによっては、
加入自体が断られることもあるため、まずは保険会社に相談しましょう。

■ 対策②「管理していること」をアピール

空き家でも、しっかり管理されていれば、保険加入のハードルは下がります。

  • 月に1回は現地を見に行っている
  • 郵便物を定期的に回収している
  • 雑草を刈っている
  • 防犯対策をしている

こうした「管理実績」は、保険契約時の審査や、
万が一の事故時に「きちんと管理していた」ことの証明にもなります。

遠方に住んでいる方は、不動産業者の「空き家管理サービス」を利用するのも手です。

■ 結論:売るまでの間、最低限の備えはしておこう

「どうせもう使わない家だし…」
「火災なんてそうそう起きないし…」

そう思っていても、もしもの事態が起きたときに責任を問われるのは所有者です。

たとえ使っていなくても、所有している以上、
リスクに備えておく必要があるのです。

売却や解体の予定がある場合でも、
それまでの期間は「空き家の火災保険」に加入し、
万が一に備えておきましょう。

まとめ:火災保険の見直し、忘れていませんか?

  • 空き家になると、従来の火災保険では補償されない可能性あり
  • 万が一の火災で損害賠償を請求されるリスクも
  • 空き家向けの保険に見直しを
  • 管理していることも保険契約の大事な判断材料

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相続した空き家、使っていない土地――
「このままで大丈夫?」と不安に感じていませんか?

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