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2023/03/24

中古マンション売却の際、リフォームする必要はあるか?

中古マンション売却の際、リフォームする必要はあるか?

春日井の築年数の古いマンションを売りたいが、20年以上住んでたので、クロスや床の痛みが激しいし、キッチンやお風呂なども経年劣化している。古いマンションを売るためにリフォームはして綺麗にした方がいいのか?それともリフォーム不要でそのまま売ることはできるのか?という相談がありました。

8割はリフォームせずに現状販売

春日井市の中古マンションは常時100件以上のお部屋が売りに出されています。築年数が新しいマンションから築40年を超える古いマンションまで、きれいな部屋もあれば汚い部屋もあり、物件ごとに売主の事情もさまざまです。そんな中でほとんどの物件はリフォームせずに現状のまま販売しているのが一般的です。売主は住み替え目的の個人の方が多く、そのお部屋に居住しながら不動産仲介業者に売却を依頼して買い手を探しています。マンション購入をしようとする買い手は、気になる物件がみつかればお部屋を見学します。汚いお部屋よりはキレイなお部屋の方が印象もよく売りやすいのは確かです。しかし現実としてリフォームに100万かけたからと言ってお部屋が100万以上高く売れるという保証はありません。例えば70平米の3LDKのお部屋の場合、壁紙クロスやふすま、畳やフローリングなど表層のリフォームだけでも100万円くらいの費用がかかります。さらにキッチンやお風呂、トイレや洗面台など水回りの設備を交換すればさらに200万円以上はかかるでしょう。グレードにもよってピンキリではありますがリフォーム費用にきりがありません。

リフォームして売るのはプロの不動産業者

春日井市内の中古マンションでもリノベーションやリフォームがされピカピカの綺麗な状態で売り出されている物件が2割くらいはありますが、そういうお部屋の売主は買取再販業者です。業者が売主の場合は、買い手の印象が良くなるようにお部屋を見た目や機能をよくするリフォームして販売するケースがほとんどです。これは、転売利益を目的としているので、元のお部屋の仕入れ価格や経費、転売による利益を計算して、リフォーム内容を決めています。必ず利益が出せるようにリフォーム費用はシビアに計算しています。それでも思惑通りに売れずに赤字になってしまうこともあります。

リフォームしなくても売れる

古いマンションを売るのにリフォームは必要かという相談者の質問の答えとしては、売主はリフォームせずに現状のままマンションを売却することができます。むしろ、それが普通です。リフォームしてない経年劣化したお部屋の買主は、マンション購入後、必要に応じて自分の好きなようにリフォームして住むことになります。マンションを購入する買主としても、汚いよりはキレイなお部屋の方がいい印象を抱くのが普通ですし、価格が高くてもリノベーションやリフォームしてあるお部屋を好まれる方もいます。しかし古いお部屋を買って自分の好きなようにリフォームしたいという人もいます。つまり、売主の立場で言えば、リフォームしてもしなくても、売却価格に差はでるかもしれませんが、どちらでも買い手は見つかるということです。

素人判断は怪我の元

売主としては、少しでも高く売りたい、手取りを多くしたいわけですから、費用対効果を考えて成果を見込めるならリフォームしてもいいですが、素人判断ではなくプロのアドバイスのもとに検討するようにしましょう。ただあまりにも劣化が酷すぎるとかゴミ屋敷になっているとかで、現状のままだと売るに売れないケースも有るので、その場合は別として、普通はリフォームはせずとも売却は可能です。もちろんキレイなお部屋の方が売りやすいので、お金をかけなくても掃除や整頓など買い手の印象がよくなるように自分ができる範囲内ででることをやればいい。それが少しでもいい条件でマンションを売ることにつながります。

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