春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/04/28
【土地と道路の高低差】注意すべきポイントと建築時の落とし穴
高低差がある土地は、想像以上に造成費用がかかることも——。安さに飛びつく前にチェックすべきポイントがあります。
高低差とは?なぜ重要なのか
土地の「高低差」とは、その土地と前面道路(あるいは隣地)との高さの違いのことを指します。
春日井市内でも、例えば高蔵寺ニュータウンの一部では、道路から2m以上のコンクリート擁壁の上に住宅が建っている光景をよく見かけます。
このような土地は、見晴らしが良く日当たりが良いというメリットがある一方で、見落としがちな注意点も多くあります。
道路面より高い土地のメリットと注意点
◎ メリット
- 見晴らしが良く、日当たり・風通しが良い
- 水害のリスクが少ない
△ 注意点
- 土留めや擁壁の工事が必要になる可能性大
- 高さが1m以内ならブロック積みで済みますが、
2mを超えるとコンクリート擁壁が必要 - 擁壁が法令基準を満たさないと、建築許可が下りないことも
- 擁壁費用は数百万円規模になることもある
既に擁壁や土留めがある土地であれば安心ですが、未造成の高台の土地は、追加工事費用を想定しておくことが大切です。
道路面より低い土地・がけ下の土地のリスク
一見平坦に見えても、道路よりも土地が低いと以下のような問題が出てくることがあります。
△ 注意点
- 雨水が流れ込みやすい地形は、水害リスクあり
- 車の乗り入れがしづらく、駐車場に傾斜が必要になる場合も
- 土を入れてかさ上げ工事が必要
また、隣地が2m以上高い位置にあるような場合、「がけ条例」により以下の制限が出るケースもあります。
- 建築物は崖から一定距離を離して建てる必要あり
- 建物の配置や基礎設計に大きな制限が出る
これも、造成や基礎工事に多額の費用が発生する要因になります。
購入前に必ず確認したいこと【まとめ】
高低差のある土地は、安く見えても**「擁壁費用」や「造成工事費」が別途数百万円単位で必要になる可能性**があります。
購入前には、以下の点を確認しましょう。
✅ チェックリスト
- 土地と道路の高低差は何メートルか?
- 擁壁は既にあるか?その強度・構造はどうか?
- がけ条例など、建築制限の対象になっていないか?
- 雨水の流れ込みや排水経路は確認済みか?
- 建築予定の住宅会社に、設計・工事の見積りを仮で依頼できるか?
最後に|高低差のある土地は「プロの目」で判断を
土地の高低差は、現地を見ただけでは判断しにくい部分も多くあります。
信頼できる不動産業者や住宅メーカーと連携しながら、予算内で本当に納得できる土地かどうかを事前にしっかりチェックすることが大切です。
高低差も含め、見えない費用がどこに潜んでいるかを知っておくことで、将来の後悔を防ぐことができます。
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監修者情報
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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣